昨日は宇多津町で献身会による身元保証支援についての説明会を開催させて頂きました。
大阪から献身会本部の方を及びして、身元保証の現状を伝えてもらうとともに
身元保証人とは何なのか、どういった支援が出来るのかといったことを説明させていただきました。
社会福祉協議会、地域包括の方、ケアマネージャー、病院関係者等、25名の方にご参加頂きました。
香川県では身元保証支援自体がどのような支援ができ、どのようなポジションで活動するのか
まだまだ浸透していません。まずは周知活動がこれからの課題です。
また、今回参加いただいた方に現状での身寄りのない方を
支援していて困ったことをアンケートさせていただきました。
一部抜粋させていただきます。
・生活に深く密着する内容の支援が必要とされるが自分自身がそこまで責任を負えない。
・自宅での緊急時の場合や急な変化の場合対応に困る、呼び出され対応させられる
・制度や立場などが邪魔をして本人の希望している支援が出来ていないことが多い
・利用している事業所に支払いができていないとき
・認知症にて本人情報をとることが難しい
・在宅生活が困難になったとき、入所をすすめても保証人がいないため見学等の話がすすまない
・具体的な内容の相談が難しい
・ケアマネジャーなのに家族代わりに何でも任される。
・施設入所の申し込みをしても家族や保証人がいないことを理由に断られるケースが多い
・キーパーソンがいないので話がすすまず困難なケースになる場合がある。
・入院時の支払いや洗濯、オムツの購入などができない。
・金銭面・相続面
・身寄りが精神的な疾患があり契約が不可能な場合に困った。
・身元保証の家族様と連絡を取ることが難しく、連絡を取れたとしても全く対応していただけない
・保証人がいない・緊急時に対応してくれない
上記の事案は丸亀市や高松市を中心に活動している
居宅支援事業所や病院が実際に困っているケースです。
身元保証の必要性は都会でだけでなく香川県でも高くなっています。
私どもは献身会のエリアパートナーとして
高齢者様の支援を関係者様と協力して参ります。
お困りの際はぜひお声掛けください。