まず高齢者住宅は高齢者にとって住みやすい作りになっています
一般の住宅との違いですが安全に配慮し、
身体機能の低下に合わせた住宅設計となっており
介護や医療サービスが受けやすい環境が整っています。
バリアフリーで各所に転倒しないような配慮がされており
階段や風呂には手すりがあり安全な生活環境が確保されています。
ご自身で入居を選ばれる方は身体機能の低下などにより
庭の手入れや家メンテナンスができなくなった。
段差でいつも躓くようになった。
掃除がおっくうになったなどの理由からです。
特に香川県の昔ながらの広い家、
広い庭、多い間取りは手入れや修繕ができず
老後に向かないといわれています。
家族様が入居を考えるのは
介護や医療依存度が高くなり家族では対応できなくなった。
キッカケは入院後、退院時に家に戻ることが難しくなったという理由が多いです。
高齢者住宅は様々な法律や行政が絡んでおり
それに対応するように住宅側も細かく規制やルールがされています。
そのため理解するのに時間がかかります。
しかし、分かりにくい、把握できないといったところから
近かったからと入居したといった場合後悔がのこります。
しっかりと調べて入居者様にあった入居先を選ばなければいけません。
また、サービスを提供する高齢者住宅には高いモラルと実務力が必要です。
特に介護経験も少なく、儲かりそうだからと他業種が参加した場合
劣悪な環境で閉鎖的な環境になりやすく、
判断力、理解力の低下した高齢者の方を支援したとき
事業所側の都合によって振り回され、
入居者の立場が弱くなり、言いたいことが言えないなどの事例があります。
また、逆に高齢者住宅に入居していても転倒などのリスクが
ゼロになるわけではないことも知ってほしいことです。
家族様からすれば住宅に入ったため全てが安心。となるかもしれませんが
あくまでも高齢者住宅です。事故がおきるリスクが低くはなりますが
全くゼロになるわけではありません。
ここをしっかりと理解しておかなければ事業所側とのスレ違いがおこります。
理念がしっかりしていて浸透している
他の入居者様の雰囲気がいい 医療機関との連携がとれている
HPやブログなどをこまめに更新している
重要事項説明書など事前に情報開示がしっかりとしている
スタッフに笑顔が溢れている、スタッフ同士が仲がいい
綺麗で整理整頓が行き届いている
その人の嗜好やADLに配慮してくれている
自立支援に力を入れている。
本人に必要のない必要以上のサービスの提供がある
サービスを提供していないのに請求されている
閉鎖的な施設
情報開示に積極的でない
定期的な報告や説明がほとんどない
契約内容と入居後の生活が違う
提携機関の過剰診療
引継ぎができておらず、情報の共有ができていない
同業者からの評判が悪い
画一的なサービスで効率優先
これは千差万別あるので一概には言えません。
入居者様が、長年を通して人生を歩んでこられました。
その人生経験を柱として考えた場合
人それぞれによって満足できる住宅の定義が違うことは当然とおもいます。
それを踏まえて、入居者様の性格や趣味、人生の履歴
そして、現在の身体機能の状態などを考えて
10年後も20年後も笑顔で住める住宅が理想ではないかと思っています。
そういったマッチングを行うことが私たちの使命と考えています。
高齢者住宅・施設別特徴はこちらをご覧ください↓
http://senior-smilehousing.com/tokutyou/
※おまけ いわゆる有老といわれる有料老人ホームとサ高住といわれるサービス付き高齢者住宅の説明です。
※画像は厚生労働省より