高齢者住宅の相談事例
あい・あーる不動産では、高齢者の住み替えに関するご相談をお受けしています。今回は、現在入院中で退院後の入居先を検討されているケースをご紹介します。
入院先が遠方で、退院後の住まいについて相談がありました。入居検討者の方は介護認定を受けており、脳梗塞を発症されています。ご家族は自宅での生活は難しいと判断し、特別養護老人ホームなどの施設を検討し始めましたが、ご本人は自宅での生活を希望されています。
まず、私たちはご本人の状態を確認するためにヒアリングを行い、その後、高齢者住宅や施設の基本情報、種類、特徴、予算について説明しました。
ヒアリングの結果、ご本人は認知機能に年相応の物忘れがあるものの、しっかりしており、ある程度の家事もできる状態まで回復していることがわかりました。また、話好きで、話し相手を求めていることも判明しました。
この状況から、介護度3での特別養護老人ホームの選択はまだ早いのではないかという結論に至りました。ご本人の希望を無視して施設入居を決定すると、すぐに退去したり、住まいが合わなかったりする可能性があるためです。一方で、家族が無理をして自宅介護を続けると、介護疲労が生じるリスクもあります。
そこで、ご本人とご家族の両方の立場に立ち、双方が納得できる解決策を話し合いました。総合的な判断として、まずは老人保健施設（老健）を利用し、在宅復帰または施設入居を検討することを提案しました。老健でのリハビリを通じて在宅復帰を目指し、それが難しい場合は再度状況を見直して適切な施設を選ぶことができます。
ご家族は、ご本人が今後も質の高い生活を送れるよう望んでおり、今回の提案がその願いに沿ったものとなりました。
当事業所では、高齢者住宅の紹介だけでなく、ご本人に合った幅広い住まい方をご提案できます。自立した高齢者向けの一般アパートから、見取り介護を想定した高齢者施設まで対応可能です。
- 一般の高齢者向けアパート情報の提供
【不動産賃貸経営士・不動産仲介会社】 - 有料老人ホーム・サービス付き高齢者住宅のご紹介
【高齢者向け住まい紹介事業者】 - グループホーム、特別養護老人ホーム、在宅生活の見直しアドバイス
【ケアマネジャー資格】
すべての方が安心して暮らせる住まいを見つけられるよう、全力でサポートいたします。対面での相談では、ご質問や疑問に納得いくまでお答えします。香川県中讃、西讃地域にお住まいで入居にお困りの方は、お気軽にご相談ください。
