高齢者等終身サポート(身元保証支援)事業者ガイドラインについて
このたび、「高齢者等終身サポート(身元保証支援)事業者ガイドライン」が作成されました。
このガイドラインは、高齢者の皆様が安心して利用できるよう、さまざまなサポートを提供する事業者のための指針です。具体的には、以下のような支援を行う事業者向けの内容が盛り込まれています。
ガイドラインの主な目的は次の通りです:
- 高齢者向けサービスの質を確保し、利用者の保護を図ること
- 事業者の適正な運営を確保し、事業の健全な発展を支援すること
- 利用者の安心と信頼を得るために、契約の適正化や情報提供を徹底すること
当社では、このガイドラインに表記されている項目について発表される以前から、以下のような対応を行っております。
契約締結時の対応
契約締結時には、民法や消費者契約法に基づく適正な説明が必要。特に、重要事項説明書を交付し、詳細に説明すること。
- 当社の対応:契約書だけでなく重要事項説明書も交付しており、一回の説明で契約をしないよう事前説明書にも署名をいただいております。また、なるべく支援員の方が同席していただけるよう依頼しています。
契約解除時の対応
契約を解除する際の具体的手順などの情報提供について。
- 当社の対応:契約書にクーリングオフ事項、解約方法などを明確に記載し、適切に対応しています。
寄付遺贈の取扱い
契約条件として寄付遺贈を含めないことについて。
- 当社の対応:7年間身元保証支援を行っていますが、これまでに寄付や遺贈を受け取った件数は0件です。また、現在の会員様も寄付や遺贈の予定はありません。
預託金の管理
預託金を預かる場合は、運営資金と明確に区別して管理することについて。
- 当社の対応:当社では預託金を預かることはなく、入居保証については本部が保証会社との再保証契約によって金銭保証リスクを軽減しています。また、死後事務預かり金については弁護士口座を利用することにより完全なる別口座での預かり金管理をしています。
情報開示・相談窓口の設置
利用者が安心してサービスを利用できるよう、相談窓口の設置について。
- 当社の対応:相談窓口を設置し、問題解決のための対応を行っています。
本部献身会 https://syadankenshinkai.org/
香川県あい・あーる不動産http://senior-smilehousing.com/
利用者の判断能力が不十分となった場合
- 当社の対応:関係者と協議の上、後見人の申請を司法書士に依頼します。後見人がついている方への対応も後見人と契約をすることにより適切にサービスを提供しています。
サービス提供の記録作成
提供したサービスの内容や費用の記録を作成し、契約後も相談を受け付ける体制について。
- 当社の対応:会員様には毎月定期訪問し、近況や要望を伺うとともに、臨時対応のサービス提供では、あい・あーるケアセンターの訪問サービスを活用し、提供サービスの記録を行っています。
まとめ
高齢者等終身サポート事業者ガイドラインは、高齢者支援を行う事業者にとって非常に重要な指針です。このガイドラインを遵守することで、身元保証事業の健全な発展と高齢者支援の質の向上を実現することができます。私たち「あい・あーる不動産」では、これまでに7年間の身元保証支援および死後事務においてトラブルは0件、解約は1件(県外移住のため)と、安定した運営を行っております。今後も高齢者福祉の理念に基づき、社会通念上誤解や不信感を持たれないような活動を続けてまいります。
どうぞ、安心して私たちのサービスをご利用ください。